2018年1月21日・・・救いの恵みの偉大さを知るために
また、神の全能の力の働きによって私たち信じる者に働く神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかを、あなたがたが知ることができますように。
エペソ1:19(15-23)
聖書は私たちに、救いの恵みの偉大さを知るよう呼び掛けています。
《キリストは信じた者を困難の中でも守ってくれます(15-16)》
エペソは信仰を守るのが困難な町でした。パウロはここで3年に渡り伝道指導しました。そして主に導かれ、殉教を覚悟してエペソを離れエルサレムに行きました。それから数年後、パウロは囚人としてローマにおり、案じていたエペソの教会を励ますため、この手紙を同労者に託しました。主は、手紙を神のことばとして記させ聖書に加えられ、今も聖徒を励ましています。二度と会えない覚悟で、パウロは教会を神とみことばに委ねました。この二つが教会を守って下さると信じていたのです(使20:32)。そして、その通り主は教会を困難の中で守り、彼らはの信仰は成長し、愛の実を結んでいたことを、彼は主に感謝し、祈っていると証ししました。神は、イエス様を救い主と信じた者を救いの内に守り、実を結ばせて下さいます(1ペテ1:5)。
《救いの絶大な豊かさを体験し知りましょう(17-19)》
パウロは祈っている事を伝えます。神が聖霊で満たし、神の素晴らしさを豊かに知ることができるように(17)。聖霊が豊かに働かれるために、私たちは、みことばに聞き、聖霊の導きに従うことを求めましょう(マタ7:7)。救いによって与えられる希望がどんなに栄光に富んだものか知ることができるように(18)。心の目が、キリストと共に労する中で開かれ、救いによって与えられる希望と聖徒の受け継ぐ栄光がどんなにすばらしいかを知るように。そして、信じる者に働く神の力がどんなに偉大なものであるかを、知ることができるように(19)。神が全能の力で守って下さり、豊かに実を結ばせて下さいます(ヨハ15:16)。
《救いの祝福は、全能のキリストを宿す教会に満ちています(20-23)》
人類を罪から救うため、すべての罪を負って死なれ、三日・・・目によみがえること、それがキリストの使命でした(ヨハ10:18)。約束の通り神はキリストをよみがえさせ、王座に就かせ、すべてを支配する権威を与えられました(使5:30)。キリストは40日にわたって、生きておられる事を弟子たちに示されました。そして神は、一切を支配されるキリストを教会に与えられました。キリストは教会に、ご自身の働きを全世界に広めるように命じられました(マタ28:18-20)。今キリストは、すべての権威を委ねられて、天から働きの手を伸べておられます。その証拠に、弟子たちが祈ると、彼らを通して、まるでイエス様がそこにおられたような奇蹟のわざがなされました。教会の力強い働きは、キリストが共におられ働いておられるからです。教会は、かしらである教会のからだです。キリストは、教会と共にあり、教会を用いて、ご自身の働きを世界中で成しておられます。救いのすばらしさ・神の素晴らしらを体験し実を結んでゆくためには、教会につながる事が不可欠です。またつながるなら豊かな実が約束されています(ヨハ15:5)。