2018年3月4日・・・福音に仕える者とされたパウロ
私は、神の力の働きにより、自分に与えられた神の恵みの賜物によって、この福音に仕える者とされました。エペソ3:7(7-13)
パウロは自分がキリストを伝える者とされたのが何のためであるかを、ここに証しします。そして私たちが福音によって「どんな祝福に導かれるか」を示しています。
《福音に仕える者とされたパウロ(7-9)》
パウロは証しします。全てを支配し導かれる神の働きによって、また、恵みの賜物である救いと信仰と召しをいただいて(参:2-8-10)、キリストの救いを伝える働きに召されたと。教会を迫害していた、聖徒の中で一番価値のない自分に、この恵みが与えられたと彼は証しします(1テモ1:13-15)。それは、どんな罪深い者をも救って祝福する、キリストの恵みの偉大さを、世界中に伝えるためでした。彼は福音の生き証人とされたのです。
《全ての人が、信仰により大胆に確信をもって神に近づくため(10-12)》
10節の意味はこうです。「天にある支配と権威」は御使いたちのこと、彼らは地上の様子を固唾を飲んで見つめ、主のすばらしい働きを賛美します(参:ルカ2:13)とある通りです。「神の豊かな知恵」が悪魔が支配しているこの地上に、主が知恵と力をもって救いの祝福を広げてゆくのを御使いたちは見届けて、神を賛美します。キリストを伝える働きは、神の救いのすばらしさを、天にも地にも証明していく働きなのです。救いを完成する働きは「教会を通して」証明されます。主イエス様は、十字架と復活の救いを成就し昇天されました。地上に福音を委ねられた弟子たちは、もう一人の助け主である聖霊に導かれて、救い主キリストを伝え、各地に教会を築いてゆきました。教会は「キリストの体」(=キリストの働きを地上で証明し広め完成していく組織体)、神の臨在する神殿です。この教会が、世界に増え広がり地上を覆おうことによって救いが全世界にもたらされます。パウロは特に、ユダヤ人以外の異邦人にキリストの救いを伝え、各地に教会を築く働きを担いました。これが神の御計画です。教会は神に大胆に近付き、神の恵みを証しできます。キリストと一つにされ、キリストのすべてを共有しているからです。私たちもこの絶大な祝福を味わい証ししましょう(ロマ8:14)。
《伝道者の受ける苦しみは、教会の光栄(13)》
パウロは、証しの最後に、自分が迫害の苦しみに会っている事で、落胆しないようにと、告げます。彼は、苦難の中で喜んでおり、むしろ名誉だと証しします(ピリ1:12-14,マタ5:10-12)。良い事のために、苦しむ事は、自分が悪魔の支配から救われ、神のものとされた証拠です。キリストもそのように歩まれ、迫害を忍ばれました(ヘブ12:2)。十字架以外に救いはなく、十字架によってすべての人が救われます。主は十字架を誇りとしてほしいと願っておられます。そして働き人にとり、親が子どものために労苦するのを喜ぶ事と同じく、伝道者が主と主の教会のために労苦する事は、喜びであり誇りなのです。主を誇りとして喜びましょう(ガラ6:14)。