2018年6月10日・・・「祈りの必要」
私はこの福音のために、鎖につながれながらも使節の務めを果たしています。宣べ伝える際、語るべきことを大胆に語れるように、祈ってください。
エペソ6:20(18-24)
パウロは手紙の最後に「祈ってください」と熱心に願います。祈りを通してもたらされる多くの祝福を、この箇所から共に確かめましょう。
《祈るのは、私たちがあらゆる営みを通してキリストに結び付くためです(:18)》
使徒は具体的にどう祈るかを教えます。あらゆる(種類の)祈りと願いによって祈れと命じます。賛美、感謝、信仰の告白、訴え、願い・助け・導き・平安・喜び・希望・勇気・理解や知恵、などが折にかなって与えられるようにです(ピリ4:6-7)。また、どんな折・機会にあっても、耐えず祈りながら歩みます(1テサ5:17)。また御霊によって、祈ります。御霊は、私たちの祈りを導きとりなして下さるからです(ロマ8:26)。さらに使徒は、すべての聖徒のために、とりなしの祈りを続けなさいと教えます。先に自分のために祈った恵みが、兄姉にも注がれるように、目を覚まし、忍耐の限りを尽くして祈るのです。それは大変な奉仕です。しかし、この祈りによって、教会は祝されます。祈りによって教会はキリストと一致してゆくからです。キリストは、私たちが一つになるように祈られました(ヨハ17:21-23)。
《祈りは、福音が力強く広がるためです(:19-20)》
パウロは自身のために祈りを要請しています。彼は今投獄中でしたが、釈放されるよう祈って下さいとは書きませんでした。彼は、彼が生きる事も召される事も、自由である事も捕えられる事も、すべて主の御計画と御支配の中にある事を確信していました。彼の願いは、どんな境遇にあっても、主から与えられた使命を全うする事でした(使徒20:24)。パウロは、みことばの働きが祝されるよう祈りを要請しました。恐れないで福音の奥義を大胆に知らせることができるように。どんな状況にあっても、語るべき福音を大胆に語れるように、です。宣教のための祈りは「神の国とその義のため」の祈りであり、主が教えられた「御名が聖とされ、御国が地上に広がり、御心が成る」ための祈りです。そのように伝道者、牧師、御言葉を証しする兄姉のために祈って下さい。
《祈りは、交わりが祝されるためです(:21-24)》
パウロはこの手紙を託したティキコを教会に推薦します。愛する兄姉と顔を合わせて励まし合いたかったパウロの代わりに、彼がこの手紙を教会に運び、彼がパウロが主に支えられている様子を証し、恵みの福音を語ってくれるので歓迎してほしいと、また、手紙と使者を通して、また主にある結びつきを確かにして、心を強くしてほしい、と願います。そしてパウロは、この手紙やティキコを通して、主にある交わりが祝されるように祈ります。「朽ちることのない愛をもって私たちの主イエス・キリストを愛する、すべての人とともに、恵みがありますように」(24)。祈りは最も大切な奉仕です。忍耐の限りを尽くして祈り、生きて働かれる主のすばらしさを知り、証ししましょう。