2018年8月19日・・・モーセに優るキリスト
しかしキリストは、御子として神の家を治めることに忠実でした。そして、私たちが神の家です。もし確信と、希望による誇りを持ち続けさえすれば、そうなのです。(ヘブル3:6)この章は「イエスのことを考えなさい」との呼びかけ、キリストは旧約を代表するモーセに優る大祭司だと証しします。この真理を共に確かめましょう。
《イエス・キリストは、神に遣わされた大祭司(1)》
「兄弟たち」と呼びかける彼らは、神の家族に入れられた者でした。主は、キリストが自分のために十字架にかかり三日・・・目によみがえったと信じる者はだれでも、罪を赦し、永遠のいのちを受け神の子とされる、と呼びかけて下さいました。この呼び掛けに、信仰をもって応えた者は、神に結ばれ「聖なるもの」とされます(イザヤ45:22,ヨハネ3:16)。救いにあずかっている者はイエス・キリストを主と告白します(ローマ10:9-10)。キリストは、神から遣わされた「使徒」として約束の救いを成し遂げ(ルカ4:18,ヨハネ10:17-18)、真の大祭司として、全人類の罪の赦しのために、御自身のいのちを献げ、永遠に生きてとりなすために復活されました(イザ53:10-12)。
《イエスはモーセに優る救い主、指導者、大祭司(2-6a)》
モーセは、イスラエルをエジプトの奴隷状態から救い出し、約束の地に導く指導者でした。彼は、みことばを伝える「預言者」、民を治め導く「王」、神にとりなす「祭司」の働きを兼ね備えていました。モーセもキリストも忠実でしたが、キリストはモーセに遥かに優っています。イスラエルを神の民として立てたのは主です。モーセはこの民の中で仕えました。しかし主であるイエス様は、御自身で新しい神の民・教会を立てました(マタイ16:18)。家よりも建てる者の方が優っています(2-4)。また、予表することに忠実であったモーセに対して、キリストは、神の家を治める完成することに忠実でした(5-6)。モーセは、自分の後に現われる自分のような預言者を待ち望むよう言い遺しました(申命18:15)。一方キリストは、預言を成就するために来られたのです(マタイ5:17,ルカ24:44)。さらに、しもべとして仕えたモーセに対して、キリストは、王・相続者として支配しました。モーセは神の家の「中で」共に主に導いていただく立場にありました。しかしキリストは、神の家の「上で」治め、相続者として神の家を支配されます。