2018年10月14日・・・変らない神の約束
そこで神は、約束の相続者たちに、ご自分の計画が変わらないことをさらにはっきり示そうと思い、誓いをもって保証されました。それは、前に置かれている希望を捕らえようとして逃れて来た私たちが、約束と誓いという変わらない二つのものによって、力強い励ましを受けるためです。その二つについて、神が偽ることはあり得ません。ヘブル6:17-18(13-20)
この箇所は神の真実を証しして、信仰と忍耐をもって約束の救いを獲得するように私たちを励ましています。
《アブラハムは主に励まされ、忍耐の末に約束のものを得ました(13-15)》
信仰の父祖アブラハムは主の祝福の約束を信じ、約束の地を目指して出発し(創12章)、試練の中で守られ25年後に約束の子イサクが与えられます。その子が成長した時、主はアブラハムに彼を全焼のいけにえとして献げよと命じます。我が子を手にかけて良いのか、その子を殺してしまったら主の約束はどうなるか、と考えたでしょう。しかし彼は、どんな障害があっても、主が全能の力をもって約束を果たして下さる、と信じて従いました。こうしてアブラハムは主を堅く信じている事を証明しました(11:18-19)。そして主は御自分にかけて、約束が成就すると誓われました(創22:16-18)。同様に、キリストの救いも約束です。約束が実現するために、また神に喜ばれるために必要なのは、私たちが信じる事、それ以外にありません(ヨハネ6:28-29)。そして主は信じる者に信じ続ける忍耐を与えて下さいます。
《これは、主が御自身にかけて誓われた最も確かな約束です(16-17)》
自分より力があるものによって誓うことによって、約束は保証されます。主は御自身より優れた者がいないので、御自身にかけて誓われました。先に主は、不信仰を続けた者に、「決して、わたしの安息に入れない」と誓われました(3:10-11)。人がどんなに善行をしても、信じない限り救いを得られません。そして、主はアブラハムに、彼を大いなる国民とし、彼の子孫によってすべての国々は祝福を受ける、と誓われました。
《キリストの救いはアブラハムへの約束の成就です(18-20)》
アブラハムの子孫(イスラエル)は、主が約束された通り大きな国民となり、約束の地を受け継ぎました。罪によって堕落してしまいますが、それでも主は約束の通りに全人類に祝福をもたらす救い主を与えられました(ガラテヤ3:16)。主は御自身の御子のいのちの犠牲によって救いの約束を下さいました。御子キリストは、信じる者に罪の赦しと永遠のいのちの救いを与えます。これほど確かな約束はありません。信仰者の希望は、錨のように動かされず、天の神に結びついています。永遠の大祭司とされた御子キリストのとりなしにより全ての罪が赦されるのです(ローマ8:34)。キリストは復活の初穂として、信じる者をよみがえらせ天に迎え入れます。主は宣言されました。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません」(ヨハネ14:6)。