2018年11月18日・・・ファローの恵みと祝福
そこから船出してアンティオキアに帰った。そこは、二人が今回成し終えた働きのために、神の恵みにゆだねられて送り出された所であった。......使徒14:26-28《最初の宣教師の派遣(使徒13:1-4)》
ここにバルナバとパウロがアンテオケ教会から宣教師として派遣された様子が記されています。最初の異邦人教会であったアンテオケ教会は、バルナバ、パウロを初め多くの教師たちを擁する祝された教会でした。教会は、主の命令が「あらゆる国の人々を弟子とすること」(マタ28:19-20)であることを教えられていました。パウロは救われた時から、異邦人宣教の召しをいただいていましたが(9:15)、教会から派遣される事を祈っていました。教会が礼拝し断食して祈る中で、聖霊がバルナバをパウロを主が召した宣教の任務つかせなさい、と告げました。二人を派遣することが主のみこころと確信した教会は、断食して祈り、按手をもって権威を授けて、派遣しました。宣教の働きは教会が主から委ねられた主の働きです。伝道者は召されて教会から宣教師として派遣されます。また諸教会は宣教師を物心両面、また祈りをもって霊的に協力して支えます。また二人は教会からだけでなく、「聖霊によって送り出され」(4)たのです。
祈られた派遣された二人は、聖霊に導かれてキプロスと小アジア各地を巡ります。諸会堂を伝道の起点とし、ユダヤ人や異邦人にキリストの福音を伝えました。ユダヤ人の迫害に耐えながら伝道を遂行し、多くの回心者が起こされ各地に教会が生まれました。そして二人は、来た道を戻りながら、弟子たちを励まして、アンテオケ教会に帰還しました。
《最初の宣教報告(14:26-28)》
バルナバとパウロが戻った先は、「神の恵みにゆだねられて送り出された所」でした。彼らは、宣教の働きが自分たちだけでなく、派遣教会との共同の働きである事を忘れませんでした。パウロは手紙においていつも、祈りの感謝と要請を忘れませんでした(エペ6:19-20他)。そして教会の人々を集めて、神が共にいて成されたすべてを、そして神が「異邦人に信仰の門を開いてくださったこと」を報告しました。彼らの内に、大きな喜びが沸き起こったに違いありません。そして長い期間共に過ごしてから、再び派遣されてゆきます。これが宣教報告(ファロー)です。宣教師は、恵みの報告やあかしをする務めがあるばかりでなく、主にある同労者兄姉との交わりがたくさん必要でした。それは、互いに励まし霊的に満たされリフレッシュするため、また共にいられなかった分の交わりを通して働きの一致を確かにするためでした。私たちは本日・・・迎える宣教師夫妻の派遣教会ではありませんが、派遣教会と共に遣わし、共に祈り支える恵みにあずかってきました。このファローの時間は、働きの継続と祝福のために不可欠です。宣教は、宣教師だけの働きでなく、教会全体の働きである事を忘れないようにしましょう。