2018年12月23日・・・その名はイエス、救い主
マリアは男の子を産みます。その名をイエスとつけなさい。この方がご自分の民をその罪からお救いになるのです。マタイ1:21(18-25)
イエス・キリストの誕生について、マタイはマリアの夫ヨセフに焦点を当てて記しています。
《聖書の預言の通りに、すべての事が成就しました(22)》
聖書全体が、(1)救い主の必要、(2)救い主の約束と預言、(3)救い主を生み出す準備、(4)救い主を象徴する出来事や人物の記録に満ちています。それらすべてを成就してキリストは誕生しました。アダム、アブラハム、ダビデの子孫として誕生、ガリラヤの光栄(イザヤ9:1-)、男児としてベツレヘムで誕生(イザヤ9:6、ミカ5:2)しました。
預言の通り、キリストはて処女マリアの胎として宿りました(イザヤ7:14)。18節にはその事が明らかになったと記されています。正しい人ヨセフはマリアの事を考え、秘かに婚約を解消して一目にさらされないよう考えました。その時に御使いが遣わされ、聖霊による受胎が事実であり恐れずに結婚するようにヨセフに告げ、彼は従ったのです。キリストの誕生は聖書の預言の成就、救いも聖書の預言の成就です。神に不可能はなく神は真実です。信じる時、私たちにも聖書の救いの約束も成就します。
《救い主の名はイエス、またインマヌエルです(21,23)》
その子の名はイエス、イスラエルのことばでは「ヨシュア」、「主は救い」という意味で、イスラエルの民を約束の地に導いたリーダーの名でもあります。すばらしい名ですが、男子につけられるありふれた名です。またその名はキリスト、イスラエルのことばだと「メシア」。ダビデの子孫として誕生し、イスラエルだけでなく世界の民を支配し、祝福に導く「永遠の王・救い主」の称号です(イザヤ9:6-7)。さらにインマヌエル(神が私たちと共におられる)と呼ばれます。この方は「神が私たちと共にあり共に歩む恵み」を実現するために来られました。しかも罪ある人が、恐れずに共にある事ができるために、神の御子は幼子となって来られました。
《この方が私たちを罪から救います(21)》
創造の初め、人は、神の祝福を喜びつつ共に歩んで完成していく者でした。しかし最初の人類が神に反逆し、神との幸いな結びつきを失なった断絶状態に陥りました。これが罪であり、全人類に及んでいます。人類は罪の結果、死と死後のさばきで滅びる者となりました。救い主は、人類を罪から救うために来られました。御子は、私たち全人類が、受けるべき罪の罰を、身代りに受けて苦しみ死ぬために、人となって来られたのです。そしてキリストは十字架の三日・・・目に、預言の通りに死者の中からよみがえって、罪と死に勝利しました。こうしてキリストは、罪の赦しと永遠のいのちを、ご自身を信じる者に与えると約束し、実行されます。この約束は、そのまま受け入れるに価するものです(1テモテ1:15)。