2019年6月16日・・・神の全きみこころ ラバン・ラージャス宣教師
イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても地においても、すべての権威が与えられています。ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」
(マタイ28:18-20)
神の御心と世界宣教は堅く結びついています。それは祝された強い教会になる秘訣であり、主の願っておられることです。
《TheWhat?・・・それはキリストの復活を宣べ伝える事です》
キリストの復活以上に偉大なことはありません。旧約のすべては神の御子・救い主が来られるための備えでした。御子は私たちに神の愛と永遠のいのちをもたらすために来られ、罪の赦しをもたらすため十字架で死に、復活によって罪と死に勝利する御自身の力を証明されました。
《TheWhy?・・・神が全人類に伝えたいと切望しています(ガラデヤ2:20)》
神の願いは、御子が成し遂げた救いを全世界が知ることです。親が子どもの幸せを願って労するように、神は私たちに最善の事を成して下さいました。それを受けた時、パウロの人生は変えられました。キリストの救いの幸いを伝えるために彼は自分のすべてを献げて働きました。同じように、キリストを知った事が私の人生を変えました。主のみこころに自分の生涯を献げ、海軍を辞めて宣教師として伝えるようになりました。
《TheWay?・・・すべてを献げて出て行くのです》
軍隊で学んだ事は上官の命令に即ちに従う事でした。主は天帰る時、私たちに「全世界に出てゆき、わたしの復活の福音を宣べ伝えなさい」と命じました。主の命令に対して、不平や言い訳があってはなりません。主のご意思は、言われた通り「行きなさい」です。主は、「受けるより与える方が幸いである」「わたしのために捨てた者はみなその百倍を受けます」と言われました。マッカーサー司令官は米国の若者たちに日・・・本人に神の愛を分け与えるように呼びかけました。主は私に「敵を愛せ」と命じ、敵国であった日本を指し示されたので、私は従って日本に来ました。最初の妻も同じ召しに従い貨物船で来日し39年共に労してくれました。
《TheRewards・・・この働きは豊かに報いられます(伝道11:1)》
主は私のために宣教の扉を開き、多くの同労者も与えられて13の教会を築くことができました。そのうち9の教会で、米軍や政府の放出品で美しい会堂を建てることができました。戦後日・・・本に来た時、東京は焼け野原でした。戦争の傷跡に悲しむ顔に、救いの喜びがもたらされました。私は主が与えて下さった二人の妻を富士山中腹の調布教会の墓地に葬りました。彼女たちはすべてを献げ尽くして召されました。私もそれを目指しています。「もしわたしを愛しているなら、あなたがたはわたしの戒めを守るはずです」(ヨハネ14:15)。