2019年10月13日・・・み心が成り栄光が永遠にあるように
栄光が世々限りなくイエス・キリストにありますように。アーメン。
ヘブル13:21(20-21)
神様のすばらし恵みが証しされている祝祷を通して、神様の恵みの偉大さを確かめましょう。
《大牧者である主イエスとイエスをよみがえらせた神が共におられる(20)》
イエス・キリストは「大牧者として」失なわれた神の羊を連れ戻すために来られました(ルカ19:10、ヨハネ10:10-15)。キリストは、すべての人を罪から救うために十字架でいのちをささげられました(1テモ2:6)。贖いとは「犠牲を払って救い出すこと」。父なる神は、主イエスを死者の中からよみがえらせました。これが福音、救いのメッセージです(使徒2:24,32,3:15)。神はキリストをよみがえらせたと信じ告白する時に、私たちは救われ、新しく生まれます(ローマ10:9,8:11)。「平和の神」である父なる神は、私たちに御自身との平和をもたらして下さいます(ローマ5:1)。神と人が愛と信頼によって結びつき、共に喜び、共に感謝し、共に労し、共に祝福にあずかります。神のいのちに結びついて、神と共に永遠に生きます。
《この神が、全ての良いものをもってみこころを行なわせて下さる(21ab)》
「全ての良いもの」とは、神が持っておられるものすべてです(エペソ1:3-12)。私たちを傷のない完全な聖いものとして作り変えます。キリストと同じ、神の子の立場を与えます。この立場を与えるために、神はキリストの十字架により罪から救い出して下さいました。やがて聖徒は、キリストのもとに一つに集められ、神の祝福が完成します。これが、世界が造られる前からの神の永遠のご計画です。こうして聖徒は、神のすばらしさを心からほめたたえます。私たちはキリストの十字架と復活を信じることによって罪から救って神の祝福のもとに入れられました(エペソ2:8-10)神は救いと共に「良い行い」を用意して下さいました。そして私たちの心にみこころにかなった「志し」を与え、実行させて下さいます(ピリピ2:13)。
《こうしてキリストの栄光が私たちを通して現わされる(21c)》
神は偉大な自然を通して御自身の知恵と力を示されました。キリストの現わされた主の栄光は、それに加えた、神の愛、きよさ、純粋さ、犠牲、謙遜、忍耐、優しさなどの人格の栄光です。キリストが人となられたのは、私たちの罪の身代りとなるためでもあるが、同時に、神の聖いご人格を、私たちが知るためでした。私たち人間こそが、人となられたキリストのすばらしさを一番良く知ることができ、またキリストのすばらしさをほめたたえることができます。人がキリストの栄光をあらわす道は、まずこの方を信じる事です、さらに、この方に仕える事、似てゆくことを通して、キリストのすばらしさを示すことができます。主は私たちをそのように作り変えて下さいます(2テサ2:14)。キリストの謙遜と従順の栄光は、ピリピ2:4-11に証しされています。この神のすばらしさを、私たちを通して証しされ、多くの人に広がってこの救いの祝福が広がりますように。