2020年2月2日・・・土台はキリスト
だれも、すでに据えられている土台以外の物を据えることはできないからです。その土台とはイエス・キリストです。1コリント3:11(10-15)
私たちは、人生において、人生に多大な影響を与える教会生活において、それをどのように築いたら良いか、神のみこころを知りましょう。
《第一に、神は、キリストを土台に据えて下さいました(10-11)》
人生の基本設計は神が定めました。神の栄光のために全てのものを神が創造しました。御子キリストは、私たちを教会に築き上げるために、十字架の救いを成し遂げました(使徒20:28,エペソ5:25-27)。私たちは教会に築かれて成長し、神の満ち満ちた姿にまで成長します(エペソ4:13)こうして、神は天国を私たちに相続させるために、私たちを創造し、救ってご自身に結びつけて下さったのです(使徒26:18)。キリストを信じる時に、すべてを支配しておられるキリストが、私たちの味方、私たちの土台となって下さいます。キリストを土台とし、キリストのことばに従う時に、私たちの教会、そして私たちの人生は、どんな試練が来てもびくともしません(マタイ7:24-25)。
《第二に、終りの試練において各自の歩みが明らかにされます(12-13)》
キリスト以外にしっかりした土台はありません。この土台は神が築かれました。そして各自がこの土台の上に家を建てるのです。材料には、高価なもの、安価なもの、しっかりしたもの、弱かったり燃えやすいものもあります。見かけが美しくても、構造がしっかりしてなければ、風雨や地震や火事に耐えることはできません。その事が教会にも人生にも当てはまります。聖書は、後の日・・・に火のような試練が、しっかり建てられたかを明らかにすると告げます。キリストとみことばを信じる純粋な信仰、みこころを求め実行する祈り、キリストにあって互いに愛し合う一致によって、教会はしっかり築かれます(エペソ4:13-15)。各自の人生も同じです(詩篇1:1-3)。それは、聖書のみことばを聞き、主を呼び求めることから始まります。「神様、私にあなたを知らせて下さい。あなたが真の神であることが判ったら、あなたを信じます」。また「どうすればあなたに喜ばれるか教えて下さい。聖書を読みます。聖書を理解し、実行できるよう助けて下さい。私はあなたを信頼しますから」と。
《第三に、試練に耐え得る人生を築く必要があります(14-15》
終りの時に、神が行ないを明らかにしてさばかれる日・・・が来ます(ヘブ9:27,伝道12:13-14)。朽ちていく世のもので築いたものは失なわれますが、一度いただいた救いは失なわれません。しかし私たちにはもっと良い道が開かれています。朽ちない材料で人生を築きましょう。「......きよい心で主を呼び求める人たちとともに、義と信仰と愛と平和を追い求めなさい」(2テモ2:19-22)。マタイ25章のタラントの譬えにおいてイエス様は教えられました。主人に信頼せず与えられた賜物を用いようとしないならば、せっかく委ねられた賜物をも失なう事になります。しかし、主人に信頼して忠実に励む時に、主は各自にふさわしく実を結ばせ、ほめて下さいます。問われているのは主に信頼し、忠実に励む事です。いのちと人生は主が私たちに一度だけ与えられた尊い贈り物です。それを主の喜ばれることのために用いましょう。それが朽ちない人生を生きる道です。ある本にこう記されていました、「あっという間に過ぎ去る人生。主のためにした事だけが残る」と。