2020年3月22日・・・神の賜物は永遠のいのち
罪の報酬は死です。しかし神の賜物は、私たちの主キリスト・イエスにある永遠のいのちです。ローマ6:23(16-23)
私たちが罪から救われる必要とイエス・キリストは私たちにどんな救いを与えてくださるか、もう一度共に確かめましょう。
《第一に、罪の報いは死です》
聖書は、すべての人が、創造者である神から離れ、神との断絶状態になってしまっていると、指摘します。すべての人は生まれつき罪に支配されてしまっている現実があります(ヨハネ8:34)。悪いと知りつつ行なってしまい、仕方ない事だと考えるようになる・・・これが罪の奴隷にされている状態です。聖書は「罪の報酬は死です」と指摘します。三重の意味の死です。「関係の死」:神と正しい関係を持てない、断絶。「肉体の死」:いのちの源である神から離れているためにいのちが朽ちてゆきます。「永遠の死」:死んで終わりではなく、死後のさばきを受けなければなりせん(ヘブル9:27)。ですから、すべての人は罪から救われなければなりません。そして神はすべての人が救われる事を願っておられます(1テモテ2:4)。
《第二に、神は救いの賜物を下さいました》
罪から救われるためには、根本から変えられる必要があります(ヨハネ3:3)。いのちを伸ばそう、人を改善しようとする試みは、根本解決とならない事を、神が歴史と現実を通して示されました。救い主キリストがなしてくださったことは、十字架と復活です。これが聖書に預言された神の救いの賜物、最も大切な喜びの知らせです(1コリント15:3-5)。神の御子が全人類の罪の身代わりに十字架で死なれたことにより、信じる者はさばかれません(ヨハネ3:17-18)。御子は約束の通りに三日・・・目によみがえられました。それは、死に勝利する永遠のいのちの証明です(ヨハネ11:25)。御子イエス様が死ぬべき私たちを生かし、罪から聖めてくださいます。この神の恵みのプレゼントを受け取るのが信仰です。信じて受ける時、無代価で与えられます。しかし信じないといただけません。だから信じる必要があるのです。
《その賜物は救い主イエスにある永遠のいのちです》
永遠のいのちは神の一つにされ、永遠に神と共に祝福の内を歩むことです。今や、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません」(ローマ8:1)。神は父となってくださり、私たちは神の子とされます(ヨハネ1:12)。決して捨てられません(ヨハネ6:37)。死に解決が与えられたからこそ、日・・・々を精一杯生きます。新しい目標が与えられます。神の素晴らしさを知り、証しします(ピリピ1:20-21)。人生の終わりに、主は私たちの忠実さに報いてくださいます。「義の栄冠が私のために用意されているだけです」(2テモテ4:8)。天国の相続者とされ天国にふさわしいように御霊の実「愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制」の実を結んでゆきます(ガラテヤ5:22-23)。主にある永遠・真実の友が与えられます。`人生の喜びも試練もすべて無駄なことはなく、全てが益となります(ローマ8:28)。罪による死の滅びから解放され、神と共に永遠の祝福の道を、完成をめざしてあゆむように生まれ変わる、これがキリストの救いです。