2020年7月5日・・・主を信じる者はだれでも救われる
なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせたと信じるなら、あなたは救われるからです。
ローマ10:9(8-13)
聖書は告げます。世界を造られた唯一の神がおられ、この方は、私たちをご自身と共にある永遠の幸いに導こうとしておられる、と。この神と共にある事こそ、私たちにとって不変の幸いの土台です。これを私たちにもたらす唯一の道が「イエス・キリストの救い」です。この救いを得る道を共に確かめましょう。
《救いのみことばは私たちのすぐそばにある福音です(:8)》
キリストの教えは福音(良い知らせ)です。神が私たちに救い主キリストを通して永遠の幸いを下さった、それを信じ伝えよう、という教えです。神は幸いの内に世界と人類を創造された、しかし最初の人は神に逆らった罪のために神と断絶し死ぬ者となってしまった、人間同士も不和が生じ自然との関係も損なわれた、この罪の結果が子孫である全人類に及んでいる、と。しかし人が罪に陥った直後、神は人類の子孫(キリスト)が、この罪を負って傷を受けるが、罪と悪魔に勝利すると約束されました(創世記3:15)。この子孫がキリストです。聖書は徐々に、キリストの人格や働きを明らかにしてゆきます。キリスト誕生の700年前に、預言者イザヤが、キリストの身代りの死と復活と救いについて預言しました(イザヤ53:1-6)。2000年前にこの預言が成就し、世界に伝えられ、私たちの手元にあります。
《キリストの十字架と復活を信じ告白するだけで、救われます(9,10)》
全時代、全世界のクリスチャンはこの福音のみことばを聞いて信じて告白しただけです。神の創造の目的から外れた人類は、本来の祝福に回復される必要があります。聖書の告げる福音の救いは、罪と罪の結果である死からの救いです(ローマ6:23)。神の御子であるイエス・キリストは、私たちの罪のために十字架で死なれました。この死は、私たちが罪を赦され、神に受け入れられるための犠牲です。キリストは約束の通りに復活し、罪と死に勝利するいのちを私たちに与えて下さいます。キリストの救いをいただくために必要な事は、キリストを信じるだけです(ヨハネ3:16)。キリストの十字架と復活を信じることによって、だれでもこの救いをいただきます。
《この方を信頼する者はだれでも希望の内に支えられます(11-13)》
救いは「永遠のいのち」と言われ、また神はひとり子(イエス・キリスト)を与えられた、聖書は教えます。キリストを信じて与えられた赦しといのちは、立場や特権だけでなく、神と共に歩む永遠の幸いと祝福です。罪の赦しは同時に神との和解です。神との幸いな交わりが与えられ損われません(8:1)。救いは赦された以上の祝福です。神の子どもとされ、神様は父親としてどこまでも愛し守り成長させてくれます。子どもは相続権を与えられます。神のものすべてを、キリストを信じた者は受け継ぐのです。永遠のいのちは、不老不死以上です。罪と死に勝利されたキリストに結びつけられて、永遠に共に歩む祝福です。聖書が告げる通り私たちは苦難を経験します。しかしご自身の御子さえも下さった程に愛して下さる神が共におられるので、平安をもって生きることができます(8:28-39)。