2024年6月2日・・・主にある希望を説明できるように
むしろ、心の中でキリストを主とし、聖なる方としなさい。あなたがたのうちにある希望について説明を求める人には、だれにでも、いつでも弁明できる用意をしていなさい。1ペテロ3:15(13-17)私たちが相手に祝福を与える一番の道は、幸いなキリストの救いを紹介することです。どのようにそれを伝えることができるか、また主が信じた人すべてに与えてくださる希望を共に確かめましょう。
《善に熱心なら何も恐れることはありません(13-14)》
人々から害を受けた時に不安になり、失望したり、それを隠そうと強がりがちです。自分の罪が解決されてないためです。しかしキリストはこの不安に根本的な解決を下さいました。主はキリストの救いにより、罪を赦し受け入れ、味方になってくださいました。それが十字架と復活の福音です(13節)。キリストを信じた者は主から受けた救いのために光の内を歩みます。そのために迫害を受ける事がありますが、主は自身のもとに戻った者を見捨てず、守ってくださいます。私たちの益のために苦難に遭わせることもありますが、それも幸いです(14節)。キリストは、私たちを救うために歩まれ、栄光を現わしました。それは、私たちがキリストに倣う者とされて栄誉に至るためです。
《キリストを崇め証しできるよう備えれば十分です(15)》
苦難は私たちの目を醒まし、私たちが神を呼び求めるようにします。祈って、神が味方であることを確かにすれば良く、主が相応しい時に解決してくださいます。キリストを主とし聖なる方とし、キリストとの結びつきを確かにしましょう。また、キリストにある希望について、いつでも弁明できる用意をしていましょう。聖徒は困難の時に、世にはない救いの希望や平安、柔和さを持っていることに気付き、その理由を尋ねる人が現われます。弁明の準備は、自分がどのようにして救われたか、救われるために「神が何をして下さったか」を、聖書と信仰生活から日・・・々確かめ、主と共に歩んでいるだけで十分です。その時が来れば、聖霊が証しさせて下さるので、ありのままを証ししましょう(ルカ12:11-12)。