2025年12月28日・・・真理の内に歩む幸い
私にとって、自分の子どもたちが真理のうちに歩んでいることを聞くこと以上の大きな喜びはありません。3ヨハネ4(1-8)第三の手紙は、第二の手紙が匿名宛てだったのと違い、巡回伝道者を支援している同労者ガイオへの私信として書き送られています。この書の前半を通して、真理であるキリストと共に歩むことが、私たちの祝福の土台であり幸いであることを確かめましょう。
《愛のあいさつと祈り(1-2)》
使徒ヨハネは、幾人かの巡回伝道師を送り出していました。彼らは帰ってきて諸教会の情報、同労者の動向をヨハネに伝えました。彼は手紙をもって忠実な支援者のガイオや諸教会を励まし、また、戒めたのです。ヨハネは冒頭で三度も「愛する」と告げ、巡回伝道者を支援しているガイオへの愛を確認します。そして、彼の霊の幸い、あらゆる点での幸いと健康を祈ります。伝道や教会建設のための協力は、主にある互いの愛と互いのために祈る祈りによって始まり、支えられます。それが実として残る祝福につながるのです。
《忠実に仕える聖徒への感謝(3-4)》
ガイオの忠実な働きについて、兄弟たちから知らされたヨハネは「大いに喜んでいる」と書き送りました。働きの祝福は「真理に歩む」ことでもたらされ、増々真理に歩ませます。その、真理はキリストにあり、キリストご自身が真理です(ヨハネ14:6)。キリストの真理の光が、聖徒たちをきよめ真理の内に歩ませます(1ヨハネ2:8)。真理であるキリストは罪を赦し、神と結びつける。こうしてその人を真理で囲み、真理で満たし、真理の内を歩ませます(1ヨハネ1:5-7)。真理は光として、闇を照らして汚れをきよめます(ヨハネ1:5)。また真理はいのちを与え(ヨハネ1:4)、希望を与え失望させません(ローマ10:11)。《伝道者たちを支えるガイオの愛の奉仕への賛辞(5-8)》
新約聖書が完成途中の時代、使徒たちの教えを伝える巡回伝道者の働きが重要でした。また聖書が完成しても、文字だけでなく生きた信仰の証しと交わりの中で福音が伝えられていくことは、今なお不可欠です(2ヨハネ12)。ガイオは、主にある愛をもってこの巡回伝道者たちを支援していたのです。ヨハネはそれを忠実に成していた彼の奉仕を「立派な行い」を誉め、喜んだのです。「迎え、もてなし、送り出す」ことは、必要な休息を与え、危険な時には護衛し、必要な経費までをも配慮するという物心両面の援助を意味していました(テト3:13)。また支援を受けた伝道者たちも「主の御名のために」諸教会を周り忠実に仕えていました。彼らは「異邦人(=未信者)からは何も受けず」に、弟子たちによる愛の支援のみを支えとし、信仰をもって仕えていました。デメテリオも、真実なあかしをもって忠実に仕えていました。新約聖書は、もてなすことを聖徒への命令と告げ、監督の資格また指導目標として挙げています(ローマ12:13,1テモ3:2,5:10)。もてなすことは兄姉や教会同士の交わり(=協力関係)のために必要な働きであり心遣いです(ヘブル13:2他)。私たちは教会内だけでなく、教会同士の主にある、生きた、人的交流の中で、互いに交わり、励まし合い、主にある一致を築き成長するのです。