2026年1月18日・・・偽信仰者の高慢、御使いの謙遜
御使いのかしらミカエルは、モーセのからだについて悪魔と論じて言い争ったとき、ののしってさばきを宣言することはあえてせず、むしろ「主がおまえをとがめてくださるように」と言いました。ユダ9(8-16)
キリストを信じて「キリストのしもべ」に変えられ、教会に仕えていたキリストの肉の兄弟ユダは、「伝えられた信仰のために戦うことの必要を伝える」ことが急務だと考えてこの手紙を書き送りました。信仰を守るために、どのように戦ったらよいか、この続きの箇所から確かめましょう。
《御使いたちの謙遜に倣ってさばきを主にゆだねる(8-9》
5-7節で確かめたように、高ぶって神に敵対した者を神はさばかれました。神を侮り、神に信じ従う者をそしった人たちは、根拠のない勝手な考えに身を任せ、神から与えられたからだを神に喜ばれないことのために献げました。また神や立てられた権威を認めず、神のため忠実に励んでいる人たちに悪口を浴びせていました。ここで記者ユダは、御使いのかしらであるミカエルがどのようにサタンに立ち向かったかを告げています。モーセが召された時、ミカエルは、神の人モーセの遺体を隠すために遣わされていました。しかしサタンはモーセの過去の罪を言い立て遺体を自分に渡すよう訴え続け、論争しました。しかし彼は、サタンの言いがかりに屈しませんでしたが、ののしり返すことをしないよう自制し、主にさばきを委ねました。これが、私たちが倣うべき戦い方です。それは、キリストが受難の中で示された証しでもあります(1ペテロ2:21)。主に倣いましょう。
《偽教師は神を知らず、自分が理解していないことを非難しています(10-13)》
彼らがしている事は、無知の故でした。知らないでしてしまった事ならば、まだ希望があります。キリストが主であることを知らないで迫害したパウロも、恵みによって救われました(1テモテ1:13)。しかし知らされても拒み続けるなら、サタンのようになってしまい、滅びることになります(ヘブル2:3)。偽教師は、ふさわしくないのに教会に入り込み、信仰を曲げて自分の欲望のために利用していました。彼らは、海の泡のように恥を浮き立たせながらさまよってゆき、最後は永遠の闇です。主は一人も滅びないことを願ってキリストを与えてくださいました(ヨハネ3:16,2ペテロ3:9)。私たちは、滅びの道から救われ、救われたら主に喜ばれる完成をめざしましょう。
《主は不敬虔な暴言をさばかれます(14-16)》
記者は、他の箇所には記されていないエノクの預言を記します。アダムから七代目のエノクは主の恵みを受け、死を経験することなく天に上げられました(創世記5:24)。彼は終りの時代のさばきについて預言しました。主は聖徒の大軍勢を率いて来られ、すべての者にさばきを行い、不敬虔な者の行いを罪に定めます。その罪は、主を恐れず、主に逆らい、主に暴言し不満をぶつけ、自分の欲望のままに生きることです。彼らは、虚言を語り、利益のためにはどんなことでもして良いと考えます(欲望を神とする)。同じことが新約の他の箇所、特に黙示録に記されています(黙示録20:13-,21:7-8)。さばき主である主の前に、敬虔・従順・謙遜に歩み、恵みの内に留まって悪に勝利してゆきましょう。