世界と人生を知る不可欠の要素(聖書のメッセージ/6月)
緊急事態宣言が解除されましたが、感染症対策のために「不要不急」を自粛という要請に応じる中で、私たちにとって不可欠なものは何かということを考えさせられました。
みなさまは、神様がご自分の人生を考える上で不可欠なことをご存じでしょうか。
本当の神である「主」は、ご自身が造った自然、人類、ご自身が歩ませた歴史を通してご自身を現わして来られました。
そしてそれらを含め、ご自身を知らせるために、ことばをもって語りかけ、書物を与えられた、それが聖書です。
神はすべてのものを造り守っておられる
神は、宇宙の創造者・支配者・唯一なるお方だ、と聖書は告げています。
聖書を与えられた神は世界とそこに住むすべてのものを造られた方、また世界とそこに住む者を守り生かしておられる方です。果てしない宇宙もこの方によって造られ、この方に抱かれています。
同時に小さな私たちを顧みておられ、私たちのそばにおられます。
神は私たちを愛し、関わり、私たちに語りかけ、私たちのことばを聞かれるお方です。
神はわたしを呼べ、と語りかけた
神は1500年もの間、イスラエルをご自分の民として導いてご自身を明らかにされました。
冒頭の聖句は、神様を裏切り続けるイスラエルを大きな患難に遭わせた時に、預言者エレミヤを通して語られたことばです。
苦難は、神様の御計画の中で臨みます。しかしそれはわざわいではなく、平安を与える御計画である、そしてこの計画の目的は、将来と希望を与えることだ、と神様は告げました。
そして、ご自身に呼びかけて祈るなら、耳を傾けて聞くと神は約束されました。探し求めるならご自身を見出す、そして人類を創造された本来の祝されたあり方に回復する、たとい方々に散らされていたも、連れ戻す、と約束されました。
人と世界を本来の祝福を回復する・・・それがキリストの救いです
人を神の計画された本来の祝福へと回復する、これが聖書の約束する救いです。神のひとり子は、世界を救う救い主として、イスラエルを通して地上に誕生し、人類を回復するために働きを成し遂げました。それがイエス・キリストです。
神の御計画と働き、そして神のことば聖書は、宇宙と人類の歴史に刻まれています。この神と聖書を考慮することが、世界と歴史と人生を正しく知って歩むために不可欠です。